夢のない絵

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ウォッチメンと史実を合わせて勉強

今日もウォッチメンです。
掲示板見てるとどんどん「なるほど」が出てきてきりがないくらい。
本編中に描写されている歴史を説明してます。



・第二次世界大戦(1939~45年)

・アメコミ黄金時代(1930~40年代)
 原作ではアメコミ流行と共にコスチュームを着た人間が
 現実に現れ、ヒーロー活動を行った。

・ケネディ暗殺(1963年)
 11月22日テキサス州ダラスを遊説中のケネディ大統領が暗殺された事件。
 犯人のオズワルドが捕まるが暗殺されたり、誰が命令したか諸説ある等
 不可解な部分が多くアメリカに暗い影を落とした出来事。
 映画ではニクソンの為に雇われたコメディアンが暗殺した。
 OP中ではケネディ夫人のジャクリーンがリムジンのトランクに乗り出して
 破裂したケネディの頭蓋を拾おうとする描写が見られる。

・ニクソン就任(1969年)
・ウォーターゲート事件(1974年)
 民主党本部への盗聴事件にニクソンが関与していることが暴かれ
 大統領を辞任に追い込まれた事件。作中では事件を調べていた記者が
 コメディアンに消されて、ニクソンは辞任せず、1985年まで任期を延長している設定。

・ベトナム戦争介入(1965~73年)
 共産主義の拡大を恐れたアメリカがフランスの支援の為ベトナムの独立戦争に
 介入した。ソ連に支援された共産主義勢力の政権獲得を阻止しようとするが
 戦況が長期化、泥沼化。直接関係のない戦争に介入したことで国内や西側諸国で
 反戦運動が盛り上がる。アメリカが初めて敗北した対外戦争。
 作中ではDr.マンハッタンが71年に戦争に介入、アメリカの勝利で終わる。

・キューバ危機(1962年)→映画のみ
 ソ連が南米キューバにミサイルを持ち込んだことで核戦争の緊張が頂点に達した事件。
 カストロがアメリカに反発してソ連に歩み寄ったことで起こった。
 アメリカがトルコのミサイルを撤去することでソ連がミサイル撤去する合意がなされた。
 OP中にカストロがソ連の宮殿を前にしている描写が見られる。
 (ウォッチメンがカストロを駆逐したことでキューバ危機自体が起こらなかった?)

・ティック・クアン・ドック師焼身自殺(1963年)→映画のみ
 ベトナム戦争中、アメリカが支援していた南ベトナム政権が行っていた仏教徒弾圧を
 世界に訴えるべくアメリカ大使館前で仏教徒のティック・クアン・ドック師が
 焼身自殺を図った事件。全世界的にテレビ放映され衝撃を与えた。

・ケント州立大学銃撃事件(1970年)→映画のみ
 アメリカのカンボジア侵攻に反対する学生が起こした暴動を鎮静化する為に
 連邦警備員が発砲し13人が死傷した事件。
 OP中に学生に向けられた銃口に女生徒が一輪の花を手向けるシーンが見られる。

・キティ・ジェノヴィーズ事件(1964年)→原作のみ
 ニューヨークで起こった婦女殺人事件。
 深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズが暴漢に襲われた際、
 彼女の叫び声で付近の住民38人が事件に気づき目撃していたにも関わらず、
 誰一人警察に通報せず助けにも入らなかった。結局この彼女は死亡してしまい
 当時のマスコミは都会人は冷淡だとこの事件を報道したが、検証の結果、
 報道のように「都会人の心が冷淡だから」誰も助けなかったのではなく、
 「多くの人が見ていたために」誰も助けなかったことがわかった。
 この事件がきっかけとなり、社会心理学に傍観者効果が提唱された。
 原作ではこの事件がロールシャッハのマスク誕生に間接的に関係している。
 黒い模様が動く服を注文したのがキティ・ジェノヴィーズという設定。

・アフガニスタン侵攻(1979~89年)
 ソ連がアフガニスタンに侵攻し、反政府組織がこれに抵抗し戦争に発展した。
 冷戦終結の兆しが見えてくる1989年2月にソ連は完全撤退する。
 原作ではパキスタンにまで侵攻し、パキスタンからの要請でアメリカが介入。
 物語が進むと同時進行してアフガニスタンの情勢も悪化していき、
 全面核戦争の危機が近づいてくる様が新聞記事やニュースの報道で窺い知ることができる。
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by uri-yousuke | 2009-03-29 19:55 | 映画

洋画、アニメ、ラジオが好きな男児


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