夢のない絵

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アイマス18~23話感想

大分時間が空いてしまいましたがアイマスは見てたので、その総括的なものをダラダラと。

→横のメニューも少し追加しました。12月14日



アイマス2クール目も佳境。
後半で象徴的な個別回の17話真、18話律子、20話千早の流れで、順当にトラウマ克服の段階を踏んでいる。
真は男勝りなイメージを払拭し男子に好かれたいという願望、
律子はかつてアイドルに挫折したことを引きずり続けている(は言い過ぎか)、
千早は弟を見殺しにした過去を暴露されストレスで声を失う。
この3人は使用話数に違いこそあれ特に丁寧に扱われたように思う。
他にもトラウマを持つアイドルはいるにはいたが、雪歩は慣れと成功を重ねることで
克服できる種類のようだし、伊織の兄弟などの新キャラを出す余裕も無かったようだ。
3人はどのようにしてトラウマを克服させたか。

真には王子気質と可愛い女の子になりたい願望という二つのアイデンティティーがあり、
両方の魅力を引き出すためには唯一身近な異性であるPと一対一の絡みを長く取る必要があった。
同じくPとの絡みが長かった美希回を思い出すが意味合いが全く異なる。
一番女の子らしい美希と一番女の子になりたい真は表裏のような関係で、
美希回は美希の女の子度が強過ぎてアイドルから離れていくのをPが引き戻す話で、
真回はPが連れ添うことで真の女の子らしさを引き出す話だったと言える。

律子回は素晴らしかった。
竜宮との結束を強調できただけじゃなく、律子がアイドルに戻れる土壌を示し、
心の中でアイドルでいられる安心感を律子と律子ファンに与えた。
それは何よりあずさの「4人で竜宮小町」という台詞に象徴されている。
何年も人前に出ていないのに覚えてくれているファンがいるなんて素敵じゃないか!
裏事情的にはアイマス2の仕打ちによりアイドルですらいられなくなった律子は、
アニメでは必然的に竜宮以上に優遇されなければならない、スタッフはその命題に応える必要があった。
結果的に765オールスターとは別口のチームとしてのカラーを印象付けることができて、
この4人のファンも報われたのではなかろうか、少しは。
しかし竜宮自体は6話と言い最後まで引き立て役に徹した形になったな、6話は13話への布石だし。
個人的にはBGMも少なくて作画の輪郭もきっちり整っててかなりドライな印象だった。

律子のトラウマはアイドルに戻ることそれ自体だった。
トラウマと言うには大袈裟にしても、アイドルに戻りたくても戻れないかもしれない、
戻れたとしても戻ることを自分が許さなかったためになんだかモヤモヤしていたのだ。
とにかく、それを克服した律子は真の王子キャラと同じく元の鬼軍曹に戻っていった。
同じアイドルなら千早もまた歌うことが楽しかった頃の自分に戻る必要があった。

20話は流れがスムーズだっただけに具体的な描写がかなりぼかされてしまって、
弟をどう見殺したのかも判然としないがそこは重要ではない。
とにかく千早は弟を死なせたことに責任を感じて天国の弟のために歌を歌い続けてきた。
歌が自分にとっての贖罪だと言わんばかりだ。
真はP、律子は竜宮と昔のファンに助けてもらいトラウマを克服したように、
千早は春香と765プロアイドル達に助けてもらう。そこは決して千早の両親の復縁などではないようだ。
黒井社長にネタを暴露され声が出なくなり、失意に陥った千早を励ますために
春香は頻繁にマンションの部屋を訪れる。一度はきつく撥ねつけられるが、
めげずに千早に思いをぶつける「ほっとかないよ」と。
皆の協力を煽り千早のために新曲を書いて渡し、千早の帰還を待つ。
千早の母から受け取った弟のお絵かき帳も添えた、千早は確かにそこに笑って歌う自分の姿を見た。
ライブで千早は見事歌声を取り戻すのだ。残念ながら歌い出しでは声は出なかった、
それを見るなり春香がステージに駆け出していく。
他のアイドル達も千早を囲み始める、2回目のサビの前に弟と幼少の千早の幻を見る。
姉の笑った顔の絵を描く弟の前に立ち、傍に寄ってきた幼い自分に手を差し伸べられる。
幼い千早の手を取り現在の千早はようやく歌い出す。
この辺の描写の意図は先に春香が手紙に書いている、弟は千早の歌だけでなく笑顔も見たかったのではと。
この子の場合はトラウマそのものなので対処法にこれといって正解は無い。
演出的に説得力があればそれが特効薬足りえるので問題無い。
個人の感想としては、声が出なくなった時は衝撃だった、ここまでするか!と。
ただ発症から回復が一話内で収まるってちょっと早すぎないかなと思った。
最高の個別回だと感心したけど、僕の中では千早は「蒼い鳥」の千早のままでいて欲しいんだよな、
エゴだけど。

直前には一話ごとにじわじわ(断片挿入的に)伏線を敷いた千早のトラウマも克服した。
思えばずっと前から、特に20話頃から春香は気を張り過ぎていたのかもしれない。
千早のフラグに気を取られていて今までのリーダーの頑張りがいつか
空回りに変わるなんて気づけなかった。22話のクリスマス回は春香がエキシビジョンに映る
CMの美希を見上げるシーンから始まる、BGMは「RELATIONS」。
春香は765プロ内でクリスマス会を開くためスケジュールを調整するが皆年末進行で中々予定が合わない。
そんな中春香と美希がミュージカルの主役と準主役に抜擢される、
小鳥に褒められてもPのお陰と謙遜する。
年明けは千早は海外レコーディング、同時期にニューイヤーライブと予定は詰まっている。
真、やよい、響、貴音、真実はPのスケジュール調整のお陰で春香と千早より先に事務所に着いていた。
雪歩の到着と共にアイドル達はクリスマスと彼女の誕生日を祝う。
竜宮チームに遅れて美希とPが到着してようやく全員揃う。
雪歩がケーキの蝋燭を吹き消したところで社長から何やら発表があるそう。
何でも美希がアイドルの新人賞を受賞したそうだ、美希はそれをPへのクリスマスプレゼントだと言った。
Pへのプレゼントとして買った財布を取り出した春香は気恥ずかしくなりそれを隠してしまう。
23話、春香はタクシーでニューイヤーライブの合同練習へ向かう。
そこらじゅう765プロのアイドルの広告だらけ、新宿駅東口には美希が全面に写った例の化粧品の広告が。
合同練習も集まりがあまり良くない、仕事が終わった後事務所を訪れるのは春香だけだ。
以降、合同練習の予定を調整するも半数にも満たない。
帰り道、千早は翌日からの海外レコーディングをずらそうとするも春香に止められ、予定通り海外へ。
その後も皆予定が合わず全体リハも中止に。
そんな中、ある日の生っすかサンデー終了後突然打ち切りを言い渡される。
春香は心の切り替えもままならないうちに律子に合同練習を蹴って舞台の立ち稽古に出るよう指示される。
この舞台を春香と美希にとっての大切な経験にするためだ、「ライブとどっちが大事、とかじゃな」く。
演出家は熱を入れて春香と美希を指導する、認められた方だけが主役を演じられる。
春香は美希と一緒に頑張れて嬉しいと告げるが、
美希はPがくれたチャンスをモノにしたいと強く願っている。
帰りに事務所にPを訪ねたが社長だけだった。
次の稽古でPが差し入れを持って来てくれる。
Pは春香に何か言いたい事があるのではと尋ねるが、
春香は「何でもありません、いいんです」と言うだけだった。

粗筋はここまでにしよう、そこで春香を助けたPが重大な傷を負った、
というところまでしかわからないし。
それまで春香は一日転ばなかったこと自慢していたり、
Pの敏腕ぶりを賞賛していたりとフラグは立ってた。
気持ちはすれ違い、事故は合同練習に参加せずに行った舞台の稽古中に起きた、
奇しくも信頼し合っていた相方千早は不在だ。
美希の台頭を暗示する描写などは22~23話内の至るところに見られる。
気づけばOPの歌詞「どんなライバルだって」の箇所で美希がアップになるのだ。
それらに気づけなかったのは所詮アイマスだと高を括っていたからだ。
日常系と一緒くたにして軽く見てしまっていた、Pが落ちるまで全く展開が読めなかった。
まさかラストカットでほろりといかされるとは…。
負けず嫌いな美希の性格もわかるだけに疑問の余地はない、ただ心の準備が出来ていなかったのが悔しい。
巷じゃBADENDとか言われてるけど春香には絶対幸せな終わりを迎えてさせて欲しい。
感想をサボってた反省と共に結びとします。

貴音回もいい具合にぼかしてたけど表情で楽しめたし、小鳥回EDで流れた「空」好きになりました。
クリスマスではハム蔵と伊織のウサギの傍にちゃんと真のくまもいたね。
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by uri-yousuke | 2011-12-14 19:44

洋画、アニメ、ラジオが好きな男児


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